有限会社 武藤総合プロデュース
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大型ファンドで購入し、証券化の出口をさぐる金融システムイメージだけが先行しています。

ジャーホテルが金融商品化され、高利回り物件として広く一般投資家が参入しやすいスキーム構築は、良いビジネスモデルです。レジャーホテルは儲かることも間違いありません。しかし金融商品化の中で、本来、儲かるホテルがたいして儲からないホテルになっています。現在、レジャーホテルに投資されているマネーは、今まで一般の商業ビルやマンションに投資されていました。その投資家が外資である場合など、特に次の傾向が強いと言え、「姿の良いホテル」「1棟価格の高額なホテル」「部屋数の多いホテル」を先行して購入しようとファンドマネージャーに要望します。

FMも当然、金融畑出身者が多いのでその要望を理解します。しかしながら、レジャーホテルがノンレバで20%以上の利回りを確保しているのは、実はそういった華やかな物件以外の「小さな、効率のよいホテル」なのです。30室以上の大型ホテルを売主金額そのままで購入し、さらに再投資をして、想定利回りだけは「小さな、効率のよいホテル」の成功例を追求する、といったファンドは間違いなく破綻します。ましてやそれにレバをかけることで、運営管理にすべてそのしわ寄せが行き、誰が運営してもトリガー条項に抵触しキックアウトされ、誰も運営できなくなる図式が透けてきます。レバを重視するあまりLTVを高くすると、危険です。


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